4月11日の役員会議につきましてはコロナの関係で延期となりました。
今は全世界でコロナとの闘いですね。
コロナの根絶にむけ頑張りましょう。
4月11日に予定の学習会
「同和問題を解決した町から」仮題
の開催につきましては
コロナウイルスの関係で
小規模集会とさせていただきます。
2002/3/12
以前に、同和行政の終結を求める団体には貸せないと口頭説明もあったそうです。
同和差別の解消に、同和行政終結は必須だと思いますが・・
同和行政を終結させる会 (代表・駒井俊英氏) 2019年12月11日
今年10月、芦原地区連合自治会長が詐欺容疑で逮捕されたという報道がありま した。公共事業をするのに、市の職員が「自治会長にあいさつにいってほしい」と連 れていき、自治会長が工事費用の上前を要求していたのです。そのお金を「地域の ため」といってせしめながら自分の懐に入れたから「詐欺容疑」となるわけです。私た ちは、単なる「詐欺」だけでなく「同和利権」がこのような形で温存されて露見したもの だと考えます。
問題は公共事業のピンハネだけではありません。芦原文化会館は、地域内外 の交流の場でなくてはならないのに、その役割をかたくなに拒んできました。 この地域には、公営住宅が林立しています。空き住宅がたくさんあるのに、和 歌山市は市民に開かれた公募をしようとしません。地域に「芦原地区特別対策 協議会(芦対協)」という組織があって、こうした問題を牛耳ってきたのです。
県も市も調査をはじめ、和歌山市は、この度の問題にかかわって部長10人をはじ め22人の幹部を処分しました。和歌山県も「県発注工事の調査結果 10業者・自治 会長に現金」と発表しました。さらに和歌山市は、「芦対協」から市職員への恫喝があ ったとして「芦対協とは交渉しない」ということを明らかにしました。また「文化会館が 私物化されていた」として、ゴルフバッグなどが置かれている写真を公開しました。真 相解明への第一歩が開かれました。
私たちは問題を広く知ってもらうための学習会を企画しました。「文化会館使用許 可申請」を行い、受理されました。 ところが数日後、尾花市長名の「不許可通知」が 手渡されたのです。「不許可の理由 地域外の人が、会議で使用できないため」 とされています。市長が言っていることとも全く違うではありませんか。
問題の根本には、「同和利権問題」があります。同和問題は多くのみなさんの 永年の努力の結果、解消の方向に大きく動きました。同和地区内外の線引きを して「特別行政」をする時代は終わりました。ところが、「同和利権」を食い物 にする人たちに行政が屈服してきたのです。それが同和問題の完全解消を妨げ ているのです。 いまこそ、「同和利権」のウミを出し切り、明るい地域をつくろうではありませんか。
今後における地域改善対策について (意見具申)
地域改善対策協議会会長 磯村英一氏
一部抜粋 昭和61年12月11日 (1986年)
地域改善対策の今日的課題
今日、同和地区における実態面の改善に比べて、心理的な差別の解消は、不十分な状況にある。同和地区の実態が大幅に改善され、実態の劣悪性が差別的な偏見を生むという一 般的な状況がなくなってきているにもかかわらず、差別意識の解消が必ずしも十分進んできていない背景としては、昔ながらの非合理な因習的差別意識が、現在でも一部に根強く残されていることとともに、今日、差別意識の解消を阻害し、また、新たな差別意識を生む様々な新しい要因が存在していることが挙げられる。近代民主主義社会においては、因習的な差別意識は、本来、時の経過とともに薄れゆく性質のものである。実態面の改善や効果的啓発は、その過程を大幅に早めることに貢献する。しかし、新しい要因による新たな意識は、その新しい要因が克服されなければ解消されることは困難である。
新しい要因 の第一は、行政の主体性の欠如である。現在、国及び地方公共団体は、民間運動団体の威圧的な態度に押し切られて、不適切な行政運営を行うという傾向が一部にみられる。このような行政機関としての主体制の欠如が、公平の観点からみて一部に合理性が疑われるような施策を実施してきた背景となってきた。また、周辺地域との一体性や一般対策との均衡を欠いた事業の実施は、新たに、「ねたみ意識」を各地で表面化されている。このような行政機関の姿勢は、国民の強い批判と不信感を招来している。
第二は、同和関係者の自立、向上の精神のかん養の視点の軽視である。同和問題の解決のためには、同和関係者の 自立、向上が達成されなければならないが、これまでの対策においては、同和関係者の 自立、向上の精神のかん養という視点が軽視されてきたきらいがある。特に、個人給付的 施策の安易な適用や、同和関係者を過度に優遇するような施策の実施は、むしろ同和関係者の自立、向上を阻害する面を持っているとともに、国民に不公平感を招来している。
第三は、えせ同和行為の横行である。民間運動団体の行き過ぎた言動に由来する同和問題は こわい問題であり、避けた方が良いとの意識の発生は、この問題に対する新たな差別意識 を生む要因となっているが、同時に、また、えせ同和行為の横行の背景となっている。えせ同和行為は、何らかの利権を得るため、同和問題を口実にして企業・行政機関等へ不当な圧力をかけるものであり、その行為自体が問題とされ、排除されるべき性格のものであるが、このような行為は、これまでなされてきた啓発の効果を一挙にくつがえし、同和関系者や同和問題の解決に真剣に取り組んでいる民間運動団体に対する国民のイメージを損ね、ひいては、同和問題に対する誤った意識を植え付ける大きな原因となっている。行政機関は、えせ同和行為が横行しているという事態を深刻に受け止めるべきである。
第四は、同和問題についての自由な意見の潜在化傾向である。同和問題について自由な意見交換ができる環境がないことは、差別意識の解消の促進を妨げている決定的な要因となっている。民間運動団体の行き過ぎた言動が、同和問題に関する自由な意見交換を阻害している大きな要因となっていることは否定できない。いわゆる確認・糾弾行為は、差別の不合理性についての社会的認識を高める効果があったことは否定できないが、被害者集団によって行われるものであり、行き過ぎて、被糾弾者の人権への配慮に欠けたものとなる可能性を本来持っている。また、何が差別かということを民間運動団体が主観的な立場から、恣意的に判断し、抗議行動の可能性をほのめかしつつ、さ細なことにも抗議することは、同和問題の言論について国民に警戒心を植え付け、この問題に対する意見の表明を抑制してしまっている。
今後、心理的差別の解消を促進し、同和問題に対する国民の理解と協力を得ていくためには、これまで推進された啓発や人権擁護対策に加えて、以上のような諸要因を是正していくことが不可欠である。それ故、行政の主体確立、同和関係者の自立、向上の精神のかん養、えせ同和行為の横行排除、同和問題について自由な意見交換のできる環境づくりは、同和問題解決のために成し遂げるべき極めて重要な今日的課題である。
「同和行政」の終結を求める会ニュース
「同和行政」の終結を求める会ニュース NO2
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